技術・検定情報
検定
防爆

本質安全防爆構造(以下本安)のフィールドバス機器の検定について

平成17年11月1日から本安のフィールバス機器の検定を受け付けします。対象は、IEC60079-27のFISCO(Fieldbus Intrinsically Safe Concept)モデルに準拠したフィールドデバイス(本安機器)、ターミネータ(本安機器)及び電源(本安関連機器)です。

各機器の接続方法等については、上記IEC規格を参照してください。
但し、以下の点について注意してください。

・技術的基準で申請してください。
・本安機器と本安関連機器の防爆電気機器の種類(グループⅡA、ⅡB及びⅡC)の関 係は従来どおりです(防爆構造電気機械器具型式検定ガイドの参考資料3参照)。
・本安機器と本安関連機器の区分(ia及びib)の関係は従来どおりです(防爆構造 電気機械器具型式検定ガイドの参考資料3参照)。
・FISCOモデルの機器と従来の機器検定品は直接接続することはできません。

また、一部申請書類の作成方法が従来と異なる部分があります。

・品名の末尾に「(FISCOシステム用)」と記載してください。
・銘板には品名を表示してください(FISCOモデルであることを明確にするため)。
・パラメータは、IEC60079-27に従ってください。

<参考>
社団法人日本電気計測器工業会発行の「申請者のための防爆申請ガイド 本質安全防爆構造編 FISCO Model」(平成17年3月)に申請書類の具体的な作成方法が紹介されています。