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「制御機能付き光線式安全装置」の検定上の取扱いについて

近年の光線式安全装置は、従来からの装置の機能に加えて、スライドを起動させる機能を併せもった制御機能付き光線式安全装置(Presence Sensing Device Initiation,「PSDI」)が実用化され、産業現場に導入されつつあります。

PSDI は、起動ボタンを押す必要がないので、作業負担が軽減される反面、操作者の意志に関わらずスライドが起動することにより、災害の発生に結び付くおそれがあることから、PSDI の導入に当たっては、従前のプレス機械に対する安全対策に加えて、安全囲いの確実な設置など PSDI に即した安全対策を講じる必要があります。

このような状況を踏まえ、PSDI を導入する際の安全基準等が労働基準局長通達「制御機能付き光線式安全装置に対するプレス機械又はシャーの安全装置構造規格及び動力プレス機械構造の適用の特例について」(平成10年3月26日付け基発第130号の2)が公表されました。
また、その取扱い等についての要件が同じく通達「制御機能付き光線式安全装置の取扱いについて」(平成10年3月26日付け基発第130号の5)として公表されました。

当協会では、両通達に基づいて、PSDI 及びこれを組み込んだ安全プレスの型式検定を実施することとしましたのでお知らせします。

お問い合わせは以下でお受けしております。

検定部
Tel 04-2941-4451