性能及び評価試験に関するよくあるご質問

性能及び評価試験のよくあるご質問

Q. 危険性評価試験の申し込み方法を教えてください。
A. 申し込み方法は、 化学物質等の爆発・火災危険性評価試験の依頼の手引(PDF)に詳しく記載されていますので、まずご一読ください。
試験の対応が、可能かどうかの問い合わせは、supporttiis.or.jpにお問い合わせください。
注)@マークは絵文字になっていますので、コピーする場合は打ち直してください。
Q. 依頼試験に必要な試料の量を教えてください。
A. 粉じん爆発試験の場合、正規の手順に従って試験を行うためには最低でも次に示す質量が必要です。不測の事態に備え、若干余分にご提供いただきますようお願いします。
   1.爆発性の有無及び爆発下限界(吹き上げ法)    50g
   2.最小着火エネルギー              150g
   3.最大爆発圧力・圧力上昇速度・Kst値      300 g
   4.上記の試験を組み合わせて行う場合、それぞれの必要量を足し合わせてください。
これら以外の試験(例えば、粉じんの発火温度測定、ガス爆発関係の試験)については、実施内容によって必要量が変わりますので、あらかじめご相談ください。また、試料が稀少又は高価なために、必要量を準備することが困難な場合も、ご相談いただければ代替法をご提案いたします。
Q. 粉じん爆発関係の試験では、粉体試料の粒子径が、試験結果に影響することはありますか。
A. 一般に、粒子径が小さいほど、爆発下限界及び最小着火エネルギーはより小さくなり、また、爆発の威力はより大きくなります。そのため、試験では標準的な粒子径が定められており、たとえば、JIS Z 8834:2016(粉じんの最小着火エネルギー)では、目開き63 µmのふるいを通過した粉体を用いることを推奨しています。なお、当協会では75µm以下のふるい分けの業務は行ないませんが、ご要望があれば専門の業者をご紹介いたしますので、ご相談ください。
Q. 試験用の試料は、どのように送ればよいでしょうか。
A. 試料は、ポリ容器、金属容器などに入れて密封し、安全データシート(SDS)を同梱して宅配便などで当協会危険性評価グループまでお送りください。試料が毒性若しくは高生理活性のもの、又は激しい異臭を発するものの場合には、必ず依頼前にご相談ください。試験に適さないと判定した場合には、お断りすることがございますことを、あらかじめご了承ください。
Q. 依頼申請書の試料の名称は、どのように記載すればよいのでしょうか?
A. 依頼書には、正式な化学物質名又は化学式を記載いただくことが望ましいですが、商品名、記号等でも結構です。試料の容器にも同じ名称を明瞭な文字で表示してください。
Q. 試験後に未使用で残った試料は返却していただけるのでしょうか。
A. 試験終了後に残った試料は,SDSを添付し、依頼者様に返送します。ただし,送料は依頼者様の負担となりますのでご了承ください。
Q. 粉じんの最小着火エネルギーの測定で、インダクタンス(1 mH)がある場合とない場合がありますが、どのような違いがあるのでしょうか。また、一般的にはどちらを選択すればよいでしょうか。
A. 当協会で使用している粉じんの最小着火エネルギー試験装置(MIKE-3)では、放電回路に1 mHのインダクタンスをもつコイルを挿入するか外すかの選択ができるようになっています。インダクタンスを入れると、放電エネルギーにはほとんど変わりはありませんが、放電電流のピーク値が小さくなり、かつ、放電持続時間が長くなります。これによって、一般に、より小さい放電エネルギーで着火できるようになります。規格(ISO/IEC 80079-20-2及びJIS Z 8834)には、「静電気放電による危険性を評価するときはインダクタンスを外して測定すること。」と記載されていますので、この目的以外であればインダクタンスを入れて測定することをお勧めします。なお、当協会では、依頼者様の指定がない場合は、インダクタンスを入れて測定することとしております。
Q. 爆発試験において、ガラス製爆発容器(ハートマンチューブ)での爆発のようすを高速度カメラで撮影するオプションが用意されているようですが、どのような活用方法がありますか。
A. 爆発のようすを高速度撮影(標準で毎秒4000フレーム)すると、火炎の伝播速度や爆発の威力をまざまざと感じることができます。当協会のホームページに代表的な物質の高速度撮影ビデオ映像を掲載しておりますので、これらと比較することによって、数値だけではなく体感的な印象として危険性を認知することができるでしょう。したがって、リスクアセスメントや社内の安全教育に大いに活用できると思います。(注:高速度ビデオ映像は近日中に公開予定です。)
Q. 依頼試験の見積書を発行していただけるのでしょうか?
A. ホームページに標準手数料が表示されているものについては、原則として見積書は発行いたしません。必要な場合は、お見積もりいたしますので、危険性評価グループにお問合わせください。
Q. 試験の手数料が高すぎるように思います。
A. 規格等に定められた手順にしたがって試験を行うと、多くの時間と手間がかかります。ちなみに、最小着火エネルギーの測定においては、熟練した試験員でも一つの試料に対して丸1日を要します。さらに、依頼者様との打合せ、試験報告書の作成、試料の開梱・前処理・返送、測定機器の保守・校正等にも相当の時間、手間及び費用を要しますので、なにとぞご理解いただければ幸いです。
Q. リストにない特殊な試験も依頼できますか。
A. 当方の設備及び技術力で可能であれば、特定の規格に基づく試験やオーダーメイドの試験も行いますので、ご相談ください。
Q. 試験で得られたデータの数値をどのように現場の安全に活用したらよいのでしょうか。
A. 爆発危険性のある物質を取り扱う工程に対して安全対策を講じる場合、爆発関係データを利用することで、費用対効果を高めることが可能です。当協会では、個別のケースに対して技術相談も承っておりますので、お気軽にご相談ください。

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